蚯蚓の戯言

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zoom RSS 部活と組体操

<<   作成日時 : 2016/08/14 11:51   >>

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 サブタイトルに “部活”と“組体操” という一見何の関係もなさそうな単語を挙げました。然しこの 2 つは今 学校教育の中で大きな問題になっています。決して無関係ではないと思うのです。


【部活】
 “部活”とは部活動 を縮めた言葉で、 共通の趣味、興味を持つ仲間が集まった団体の活動 を意味します。そして学習指導要領に沿って実施されます。
 学習指導要領は小学校等の初等教育、 中学校、高等学校等の中等教育、 大学、高等専門学校等の高等教育によって考え方が違うようです。大まかに言えば,初等教育では必修だが中等教育から高等教育になるにつれて自由度が大きくなるようです。


 部活は 学校教育活動の一環として、スポーツや文化、学問等に興味と関心を持つ同好の生徒が、教職員の指導の下に、主に放課後などにおいて自発的・自主的に活動するもの と定義されていますが、実情はそれとは可成りかけ離れているのです。

 指導する教師から見れば
    @ 平日は日没まであって帰宅が遅くなり,深夜に及ぶこともある。
    A、土曜、日曜もなく行われる。
    B 過酷な労働なのに残業手当はない。

 一方学生から見れば
    @ 強制入部させられる。
    A 退部は許されない。
    B 罵倒される。
    C 人格を否定される。

等々です。そして、中学生や高校生に学生生活の計画を訊くと、部活に追いまくられる日程で埋め尽くされているのです。

これでは否応なしに上からの命令として強制的に行われた嘗ての軍事教練と何ら変わるところはありません。

 部活、特にスポーツ部を経験した者は 礼儀正しい、人との協調性がある、組織の中での自分のあり方を心得えている 等の長所が認められるのは確かでしょう。だから就活(就職活動)にあたっての官公庁や企業からの採用、又進学にあたっての推薦入学に有利になる ということがあるかも知れません。
然し、学生の本文は勉学にあり です。就職や進学の成績を上げる為の行為が勉学を妨げてはなりません。
教師や学生に上記のような地獄を強要するのは本末転倒も甚だしいと言わざるを得ません。

 因みに現在の部活のやり方は教師や学生に過大な負担を強いているだけでなく、父兄をはじめとする周辺関係者へも経済的、肉体的に計り知れない負担をかけているのです。


【組体操】
 組体操とは、道具を使わず人間の体を用いて行う集団芸術 で、運動会でよく見かけるピラミッドやタワーに代表されます。
 学校教育の場では「生徒の生命と健康を第一とし・・・」等と恰好いいことを言いますが、スポーツ庁によれば組体操の練習中に起こる事故は 8,000件/年 を超えているのです。過去46年間に9人が死亡し障害が残った人が92人もあったのです。
 タワーやピラミッド等組体操の訓練は生徒の体力を増進し、他の人との協調を促す等の効果が期待出来るでしょう。然しこのような事故が起きているにも拘らず依然として運動会で実施されているのは何故でしょうか?
体力増進や協調を図るのが目的であれば、これにとって代わるもっと安全な別の方法があるでしょう。




 私は、“部活”と“組体操”に相通ずる下記のような もの言わば唇寒しの状況や、ことなかれ主義の考え方 が教育界に浸透しているのでは と危惧するのです。


   自由にものが言えない
   
   上の方針に逆らえば必ず ×点 が帰って来る。
   
   胡麻をすって現在の地位安泰と将来の昇進を図るのが得策



 指導する側にとっても される側にとっても、もっと自由闊達な明るい教育界の雰囲気を期待したいものです。

 

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 貴方のこのブログ、 多くの為政の目にふれる事を念じます。 Т
ユーリー
2016/08/15 07:14

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